栃木の冬におすすめの旅行スポット

栃木県は関東地方の北部に位置し、自然や歴史、温泉など魅力的な観光スポットがたくさんあります。特に冬は雪景色や氷瀑、蝋梅の花など美しい風景が見られる季節です。今回は栃木の冬におすすめの旅行スポットと楽しみ方をご紹介します。

栃木の冬は蝋梅の花が見頃!鹿沼市と茂木町で香りと景色を堪能しよう

栃木県は日本有数の蝋梅(ろうばい)の産地で、毎年1月から3月にかけて白や黄色の花が咲き誇ります。蝋梅は寒さに強く、雪に覆われた枝からも花を咲かせる姿が美しく、甘い香りも楽しめます。栃木県で蝋梅を見るなら、鹿沼市と茂木町がおすすめです。

蝋梅の里は日本最多の四種類の蝋梅を鑑賞できる場所で、日本一の蝋梅の巨木も見られる

鹿沼市にある[蝋梅の里]は、約10万本の蝋梅が植えられた日本最大級の蝋梅園です。ここでは日本最多の四種類(白花・黄花・紅花・紫花)の蝋梅を鑑賞できます。また、推定樹齢400年以上と言われる日本一の蝋梅の巨木も見られます。この巨木は高さ約15メートル、幹周り約4メートルで、冬になると約2万個もの白い花を咲かせます。園内には無料で入れる展示室や売店もあります。

城山公園は春は桜、秋は彼岸花、冬は蝋梅と四季折々の花が楽しめる絶景スポット

茂木町にある[城山公園]は、栃木県内でも有数の桜の名所です。しかし、桜だけでなく、秋には彼岸花やコスモス、冬には蝋梅や水仙など四季折々の花が楽しめます。特に冬は約1万本の蝋梅が咲き乱れ、香りと色彩で公園を彩ります。公園内には展望台や遊具もあり、家族連れにも人気です。

道の駅もてぎではゆず塩らーめんやシューロールなど美味しいものが揃っている

茂木町にある[道の駅もてぎ]は、栃木県内でも人気の高い道の駅です。ここでは地元産の新鮮な野菜や果物、特産品などが販売されています。また、レストランではゆず塩らーめんやシューロールなど美味しいものが食べられます。ゆず塩らーめんは茂木町の名物で、ゆずの香りと塩味が絶妙な味わいです。シューロールは栃木県のご当地グルメで、シュークリームに生クリームやフルーツを詰めたロールケーキのようなスイーツです。冬の寒い日には温かいものと甘いもので体を温めましょう。

栃木の冬は温泉と雪景色が最高!那須塩原市で癒しと冒険を満喫しよう

栃木県は温泉地も多く、冬には雪景色と温泉の組み合わせが最高です。特に那須塩原市は関東でも有数の温泉地で、豊富な湯量と種類が自慢です。那須塩原市で温泉と雪景色を楽しむなら、以下のスポットがおすすめです。

七ツ岩吊橋は温泉地・塩原温泉郷にある絶景スポットで、足湯も楽しめる

[七ツ岩吊橋]は、塩原温泉郷にある長さ約100メートル、高さ約30メートルの吊り橋です。ここからは渓谷や滝、岩など自然の景観が一望できます。特に冬には雪化粧した岩や凍った滝が見られることもあります。吊り橋の近くには無料の足湯もあり、冷えた足を温めることができます。

野立岩や竜化の滝など周辺には自然が綺麗な観光スポットが多い

七ツ岩吊橋の周辺には他にも自然が綺麗な観光スポットが多くあります。例えば[野立岩]は、高さ約40メートル、幅約30メートルの巨大な岩で、まるで立っているように見えます。この岩は古くから信仰の対象とされており、神社や石碑などもあります。また[竜化の滝]は、高さ約20メートル、幅約10メートルの滝で、水量が豊富で迫力があります。この滝は昔、竜が化けたという伝説があることから名付けられました。

那須ガーデンアウトレットでは冬の期間イルミネーションが開催され、約20万球の光が煌めく

[那須ガーデンアウトレット]は、那須塩原市にあるアウトレットモールです。ここでは約150店舗のブランドショップやレストランがあります。また、冬の期間(11月下旬から2月上旬)にはイルミネーションが開催され、約20万球の光が煌めきます。特に夜景スポットとして人気なのは「光のトンネル」で、長さ約100メートルのトンネルを歩くと幻想的な世界に入ったような感覚になります。ショッピングやグルメの後には、イルミネーションを楽しみましょう。

栃木の冬は世界遺産と氷瀑が魅力!日光市で歴史と自然を感じよう

栃木県の中でも特に有名な観光地が日光市です。日光市は世界遺産に登録された日光山内や華厳ノ滝など歴史と自然の両方が楽しめる場所です。冬には雪に覆われた建造物や氷瀑など壮大な風景が見られます。日光市で世界遺産と氷瀑を見るなら、以下のスポットがおすすめです。

日光東照宮や二荒山神社など世界遺産に登録された日光山内は冬でも見応えがある

[日光東照宮]は、江戸時代初期に徳川家康の霊を祀るために建てられた神社です。ここでは三猿や眠り猫など有名な彫刻や、豪華絢爛な装飾が施された建造物を見ることができます。冬には雪に覆われた屋根や柱が美しく、幻想的な雰囲気になります。また、日光東照宮の隣にある[二荒山神社]も見逃せません。ここでは日光山の守護神である二荒山大権現を祀っており、重要文化財に指定された楼門や本殿などがあります。冬には雪だるまや雪うさぎなどが飾られています。

華厳ノ滝は日本三大名瀑の一つで、冬になると氷瀑に変わって壮大な光景が見られる

[華厳ノ滝]は、高さ約97メートル、幅約13メートルの滝で、日本三大名瀑の一つです。この滝は四季折々に違った表情を見せますが、冬には特別です。寒気が強くなると滝の水が凍りつき、氷瀑に変わります。氷瀑は青白く輝き、太陽の光を反射して虹色にも見えます。氷瀑は毎年1月から2月頃まで見られますが、気温や天候によって変わります。滝の近くには展望台や土産店もあります。

湯西川温泉かまくら祭は日本夜景遺産に認定されたライトアップイベントで、雪と灯りの絶景が楽しめる

[湯西川温泉かまくら祭]は、湯西川温泉郷で毎年1月下旬から2月中旬まで開催されるイベントです。ここでは雪で作ったかまくら(雪洞)やオブジェがライトアップされ、幻想的な景色を作り出します。かまくらの中には温泉や食事処もあります。また、花火や音楽も楽しめます。このイベントは日本夜景遺産に認定されており、冬の夜を彩ります。

まとめ

栃木県は冬にも楽しめる観光スポットがたくさんあります。蝋梅の花や氷瀑、世界遺産やイルミネーションなど、美しい風景が見られます。また、温泉やグルメも充実しています。栃木県の冬は寒いですが、それだけに魅力的な旅行ができます。ぜひ栃木県に行ってみてください。

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